毎日民報専売店会 青年部会

教育に新聞を NIE(エヌ・アイ・イー)

教育の現場へ新聞を

みなさんはNIE(エヌ アイ イー)をご存じでしょうか?

NIE(Newspaper in Education)とは学校などの教育の場で、新聞を教材として活用していく活動です。発祥はアメリカで日本には1985年、静岡で開かれた新聞大会で初めて提唱されたそうです。以降、89年9月にパイロット計画として東京都内の小学校1校、中学校2校でスタートして、96年には制度化が実現、その翌年には、47都道府県全ての地域に広がりました。当初、学校総数の1%である400校を目標としていましたが、04年にこれを達成。07年には500校を超えました。(NIE 教育に新聞を より引用)
福島県では、まだまだ知らない方が多い言葉かもしれません。NIEという言葉は30年以上も前から日本に上陸しておりますが、まだまだ知名度は低いようです。

なぜ、教育の場に新聞が必要とされるのか?
いまの子供たちに求められるのは、地域や社会の中で課題を見つけ解決する事、インターネット社会の現代では正しい情報を選び取り、読み解く情報活用力だそうです。
新聞は時事、政治、経済、事件など様々な記事が複数の厳しいチェックを受けて世にでており信頼性の高いメディアです。新聞を読む事は読解力を身に付け、社会の活動に興味を持ち、自分で物事を考える力を養います。

現代社会において必要不可欠のインターネット
子供たちが成長するにしたがって必ず触れなければならないシステムですが、便利な反面 信頼に値しない情報、自分好みの偏った情報、犯罪、誹謗中傷など著しいモラルの欠如も散見されます。全くの耐性も知識も無しに使うのはとても危険なものです。情報の真偽を見分ける力、道徳など、正しい知識は
学校教育でも身に着ける事が可能ですが、新聞を活用する事でさらに高い相乗効果が期待できます。
様々な情報の詰まった新聞は、目まぐるしく変わりゆく現代社会において非常に有効な参考書となります。子供たちの教育にぜひ新聞をご活用ください。
 
日本新聞協会販売委員会(新聞の読み方動画より)

私たちはNIEを推進します。

お子さんに新聞購読を進める5つの理由
新聞購読は子供たちにとって非常に有益です。

  • 読解力の向上:新聞は複雑な記事や長い文章を含むため、子供たちが読解力を向上させるのに役立ちます。
  • 現代の問題について学ぶ:新聞には国内外の様々な問題が掲載されているため、子供たちは現代の問題に関する知識を深めることができます。
  • 言葉遣いの向上:新聞には正確な言葉遣いが必要なため、子供たちは言葉遣いを改善することができます。
  • 時事に詳しくなる:新聞には最新のニュースが掲載されているため、子供たちは時事問題について詳しくなります。
  • 読書習慣の形成:新聞を毎日読むことにより子供たちは読書習慣を形成することができ、将来的により多くの本を読む可能性が増えます。


これらの理由からお子さんに新聞購読を進めることは、子供の教育にとって非常に重要なことだと言えます。

新聞を習慣で読ませるために
以下は新聞を習慣化するためのヒントです。

  • 毎日決まった時間に新聞を読む習慣をつける。
  • 興味のあるトピックから読み始める。
  • 記事を読んだ後、自分なりの意見や考えをまとめる。
  • 読んだ記事から新しい単語を学ぶ。
  • 記事を読んだ後、身近な人と話し合うことで理解を深める。
  • 読みやすい新聞から始めて徐々に難しい新聞に挑戦する。


これらのヒントを実践することで、新聞を読む習慣が身につき自分の知識や視野を広げることができます。